楽しく・便利に・かっこよく
毎日一緒に過ごしたくなる.....そんなバッグを作りたい

子供が愛着を持って、大事に使ってくれるバッグ。
ママやパパが安心して子供に渡せるバッグ。
子供が安全に使用できるバッグ。
そして、息をする様に簡単に使える機能性。

それらを全て盛り込むために、約2年の歳月をかけて開発したのが『ちいくばっぐ』です。
対象年齢は2歳終盤頃から。それまでは意味もわからずただ体に装着されている物体だったバッグが、
2歳終盤〜3歳頃からは自分の物として認識し始め、本当の意味で使用し始めます。

また、この頃の子供達は何でも”やりたがる”ものです。その”やりたい”という気持ちを自然な形でサポートし、
お出かけの準備などを自ら率先して”やりたがる”ように。
少しづつ身体のコントロールが出来始める時期だからこそ、
『興味を惹く、入れ物』ではなく
『興味を惹く、適切な機能性のある入れ物』を。

そして、繰り返し使うことで新たな発見・好奇心が芽生え
遊び感覚で使い方を工夫し、また新たな発見を。。。

そんな想いを込めて「知育に活用できる機能性を有したバッグ」=『ちいくばっぐ』と名付けました。



まだ一般的に広く認知されていませんが
『モンテッソーリ教育』という
医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法があるのをご存知でしょうか。
この教育法は

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」

という「自己教育力」の存在が前提となっているそうです。
歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら
様々な事柄を吸収していったりする姿は、
子ども自身が自立に向かって、
成長・発達していこうとする姿そのもの。
この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、
子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していく。。。

そんな子供達に、私たちは何をしてあげられるのか?何をすれば良いのか?
という悩みの解決方法として一つの答えが
『モンテッソーリ教育』
ではないかと私は感じました。


日本では教育の自由化がなされていないため、
小学校以降の義務教育にモンテッソーリ教育を取りいれることが難しく、
そのため乳幼児期のための教育として受け取られることが多いのですが、
アメリカやヨーロッパでは小学校から大学まで準備されているところもあるそうです。


最後に、私が一番共感した一文をご紹介させて下さい。

モンテッソーリ教育は子どもを観察することによって見出された事実に基づく科学的な教育法です。
その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、
その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)」が必要である」というものです。
大人がすべきことは、何かを直接子どもに教え込むことではありません。
子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、子どもを観察し、環境を整えることです。

(※日本モンテッソーリ教育綜合研究所ホームページより)
https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/index.html



恥ずかしながら、私もこのモンテッソーリ教育を知ったのは
つい最近のこと。
「良いな」
と強く感じましたが、生活している地域には
取り入れている事を発信している教育施設が無く。
モンテッソーリ教育のプロの方々に教えを乞う機会を得ることは出来ませんでしたが

日々、試行錯誤しながら今年10歳と5歳になる兄弟に
最適な環境を整えられるよう育児・生活を営んでいます。

ちいくばっぐは
この素敵なモンテッソーリ教育と比べられるほどのものでは有りませんが
皆さんが興味を持つきっかけになってくれたら
嬉しく思います。

「ぼく、自分でできたよ!!」


自分でやりたい気持ちを大切にしたい。

なんでもやりたい時期は、親にとっては嬉しいけれど、手間もかかるもの
それならと...と、出来上がったのが『ちいく(知育)バッグ』です。
使いやすい工夫がいっぱいなので、小さなお子様でも使いやすくなっています。

できた!その気持ちの積み重ねは、将来大きな自信に繋がるはずです.
開発者より具体的な機能性を語らせてください.....

一般的なキッズリュック。使うのは子供ですから

・リュックのファスナーが開閉しづらい。
・荷物の出し入れがやりにくい。
・背負いづらい。バックルが脱着しづらい


などの問題がある事が。

たまに聞こえてきませんか?
子供が出かける準備をしている時、「キーッ!」って叫んでいるのを。(笑)

多分、作業が終わったらケロリとして
ストレスを感じた事を忘れてしまっているように見えるのですが
絶対に溜まっているはずです。

まだ3歳。まだ5歳。

この時期は、他にもたくさん「出来ない」を経験して
急激に成長する大切な時間です。
それに対して、子供の心はまだ未成熟で容量も小さい。

だから、


成長に必要な「出来ない」だけで心を満たして欲しい。

そして、そのサポートをしてくれる相棒として子供の「好き」をデザインに落とし込んで
お気に入りのバッグになって欲しい。という思いで制作しました。

ただデザインが可愛い。たくさん入る。
というだけでは、子供の成長に寄り添うアイテムとして不完全です。

成長期だからこそ、親目線で選ぶのではなく
使う子供の目線で選んで欲しい。

・子供が持ち運ぶ荷物だけ入る。
・子供が荷物の出し入れを容易に行う。
・子供が動きやすい。


これこそ、未就学児に必要な本当の機能性だと確信しています。


現在、同じコンセプトに基づき
少しづつですが新製品を開発中です。

年齢や性別問わず、全ての人が本当に使いやすい機能性を。

是非、一度
体感して頂けたらと思います。

新しい発見があるかもしれませんよ?


ちいくばっぐLサイズ コンセプト

なぜ作ろうと思ったか?
理由は明確です。長男が今年、小学生になるからです。

ちいくばっぐSサイズを開発した当時、まだ3歳でした。
当初は製品化するつもりは一切なく、保育園で登園に必要になるからと息子の為だけに作ったのですが、
ちいくばっぐSサイズは『未就学児』を対象とした製品で、必ず同伴する保護者や大人がいる前提の製品です。

リュックのファスナーを簡単に開け閉め出来る。
自分の荷物を自分で用意できる。
自分で背負って目的地まで行ける。

といった達成感を毎日、何回も感じてもらうことで、自然と成功体験を積み重ね、心の成長に寄り添い、
かつ、お気に入りの品になることで物を大切にする心を育み
整理整頓を促すことができるのではないか。
そんな想いを込めて「ちいく(知育)ばっぐ」と名付け
今に至ります。

ですが、
これが小学生となると話が変わります。

一番異なるのは、自分一人で行動する事が増えるということです。
習い事。友達と遊びに行く。買い物をする。
もしかしたら一人で交通機関を利用して遠くへ行くかもしれない。
突然の雨に濡れたり、一人でトイレにも。
内容はまだ稚拙かもしれませんが、行動は大人と変わりません。

なので、ちいくばっぐLサイズは大人も快適に利用できる機能性を有した仕様になっており、参考にしたのはマザーズリュックです。
毎日、目が回るほど忙しく、片時も休まず家族や我が子の心配をしているお母さん。
そんなお母さんが使いやすいと感じ、少しでも楽に使う事が出来る製品を
ライフワークとして日々、研究開発をしておりますが
その機能性を移植してみたら。。。
きっと、
子供達の毎日に寄り添える
使って便利で、お気に入りの品になってくれるのではないかと。

ですが
それを実現したものが高価では
なかなか利用するのも勇気が要りますから
弊社の直売限定にはなってしまいますが
皆様へお届けしてご利用頂こうと
価格をできる限り抑えました。

是非、一度
この製品をご利用頂けると嬉しいです。


※各部機能性
*自立する。撥水性などの「ちいくばっぐSサイズ」に搭載されている基本性能は全てLサイズに引き継がれています。
使いやすさをとことん考えました
考え抜かれた倒れにくい形
お子様が自分で荷物を入れようとするとき、リュックを安定して置くことができたら、きっとスムーズに荷物の出し入れができるはず....そう思って考えた三角形のマチが知育バッグの大きなポイントです!
この構造で、リュックを床や机に置いても倒れにくくなっています。
口も大きく開くので、お子様でも荷物を出し入れしやすい構造になっています。
保育園やお出かけの準備も自分で出来たら、しっかり褒めてあげて下さいね。
重さも軽減、しっかり考えられたベルト
実際に3〜5歳児の体に合わせてチェストベルトの位置や背負いの長さを計測。約1年半の使用検証期間を経て、背負い長さとチェストベルトの可動域を設定しましたので、対象年齢の両肩への荷重が均等にかかり背負いやすくなっています。
なお、このモデルはウエストベルト機能がありません。
理由は、装着していない時(歩行中や自転車カゴに入れている場合)の引っ掛かりトラブル防止です。ウエストベルトとして最適なサイズ・形状のバックルは3歳〜5歳児の力では脱着が難しい可能性があり装着しない事が多くなると想定。ウエストベルト無しでも安心して背負えるように設計しました。
また、長さ調整部分のテープは厚手のものを採用。背負っている間のずり落ちを防止します。


たっぷり収納、自分でやってみる!を応援します。

安定して扱えるようにマチの構造を考え、大きく口も開くように。
ファスナーは3歳児でも楽に開閉できるデザイン。
また、バッグの蓋部分は開いた状態で維持出来る様になっており、荷物も入れやすくなっています。箱の中に荷物を詰めるような感覚で準備が出来るので、お子様でも自分で大丈夫。
お手伝いしたい、自分でやりたい! そんな気持ちを親御さんもストレスなく体験させてあげる事が出来ます。

そして、収納もたっぷり。A4サイズのノートが余裕で入ります。
保育園への通園、遠足など荷物が多めの時もしっかり収納。
本体内部はポケット無しのシンプル仕様。ポケットがあると、忙しいママやパパが一目で何が入っているか瞬時に把握できないからです。園からの大事なお手紙が迷子にならないように。「付けない」も機能性の一つです。
リュックにはこれだけの荷物が入ります。水筒、上履き、着替え(運動着)一式、コップ、タオル、汚れ物入袋、写真未記載ですが紅白帽も入ります。

バッグの蓋もポイント
どうしても荷物を入れるとバッグの中でぐちゃぐちゃになったり、入れる時も下の方が入れにくかったりしませんか?
それを解消するために、リュックの形だけでなく蓋部分も工夫しました。
開けた際に、蓋はダラリと垂れずにピンと張った状態を維持できる構造になっています。
これでバッグの中にしっかり荷物を詰められます。
また、蓋の裏には透明ポケットを付けました。
付属の新幹線柄のカードには連絡先を記入したり、保育園へ行く時の、持ち物リストを書いて、それを見ながらお子様が自分で準備をしたり、とお好みでご使用ください。
【例】
・お出かけする時「入れるもの」リスト
・園についてから「やること」リスト
・迷子対策、名前など連絡先
・出かけた先での「約束ごと」




細部もしっかり考えました
バッグの両サイドにはメッシュポケットを付けました。
飲み物を入れたり、ハンカチやティッシュなど、よく使うものを入れていただくと便利です。
また、ポケットの内部にキーホルダーなどを付けられるDカンを付けました。お守りやキーホルダー、名札なども装着可能ですので園の遠足などでバッグ表面に『名前』を表示しなければならない時など便利です。





親子で楽しく準備してくださいね。
付属品として、取扱説明書と新幹線柄カードがついています。取扱説明書は親御さん向けと、子供向けの2種類が表裏に記載されておりますので、お子さんと一緒に使い方を読んでくださいね。
新幹線柄カードは4種類。ハサミで切って頂く必要がありますが、お子さんの好みや、その日の気分に合わせて柄を選んで頂く楽しさがあります。(*非売品)


生地選びにも理由があります。
本体生地はポリエステル製。織りは『600デニール』というスポーツ&アウトドアリュックで良く使用されているデニール数を採用。高密度に織られた生地でハリ感があり、手触りの柔らかいものを選びました。撥水加工もされていますので、雨の日も安心です。


「染色堅牢度検査」及び「物性検査」資料
実際の検査報告書から検査項目とその結果数値のみ抜き出して画像化しております。
検査内容の詳しいご説明は、ブログにて公開しています。