episode・1 「連結したのが欲しい！」
ある日、保育園の保護者会にて担任の先生から「これから遠足など始まりますので、リュック登園のご協力を…」と話があり。
帰宅した私は、当時3歳だった長男さんに「次からリュックで保育園行くんだって！どんなのが欲しい？」と聞いたところ
「あのね！連結したの！！」
とキラキラした瞳で言われました。
もっと小さい頃から新幹線（電車全般）が好きで、オモチャも絵本も衣類も電車関連であふれており、靴下（鉄下）も「はやぶさ」「こまち」を左右バラバラに履いているくらいでしたから、「連結！」というワードに対しての耐性はあったものの、そんなリュックは記憶に無く。。。
検索しても出てこない状況でしたので、20秒ほど悩んだ私は（笑）
「よし！作るか！！」
となったのです。
そして、どうせ作るなら３歳児の長男さんでも簡単＆安全に使えて、親も安心して使わせられる。完全オーダーメイドを作ってしまおう！
と、企画心に灯った小さな火種を5分後には燃え盛る炎に変え、ガチで開発を開始しました。
遡る事、約5年前に、あるカタログ通販会社のバイヤーさん（私にとっては師匠でもあります）と製作した、多機能マザーズバッグの時よりも…もしかしたら、Greishの前身である某ネット通販会社さん時代に企画した（当時のMDさんも、私にとっては師匠です。たくさん師匠がいますw）多機能マザーズリュックよりも熱い感情だったかもしれません。企画した商品は皆、私にとって子供のような存在ですが、
やはり息子の為だけに作るバッグは…違いましたね。
ごめんなさい。
で、余暇の時間を使いラフデザインを開始。
同時に、息子の体を採寸して家にあった画用紙などを利用し背負いの長さやリュック全体の高さ、横幅を決めていきました。長男さんは飽き飽きした顔で「まだぁ〜？」と嫌がっていましたが（笑）
＊当時は商品化するなんて考えていなかったので、画像として残ってないのが悔やまれます。。。
そして完成したのがコレ！
sample code”デルタパック”試作第1号！
当時はまだ「ウエストベルト」が付いていて、ポケットも一つ多く付いていました。
デザインも、新幹線に似せるというより（というか、似せてしまうとプライベートとはいえ問題あると思ったので）
「連結してる雰囲気」のデザインにとどめました。
でもコレ、実はあり得ない「連結」なのわかりますか？
上が「はやぶさ」下が「こまち」なのですが。。。
上のポケット部分ファスナー色がパープルですよね。
コレはH5系北海道新幹線のラインカラーで、E6系こまちと連結するE5系はやぶさとは違うんです。
ちなみにE5系はやぶさはピンクのラインカラー。
長男さんがコレを初めて見た時の笑顔。今でも忘れられません。
ちっちゃいなぁ〜。散髪は私の係なのでパッツンです（笑）今はだいぶ上達しました！
どこ見ているんだろう。。。
リュックのサイズ感、伝わりますでしょうか。4歳になったばかり。身長が103cm、体重16kgだった頃の写真です。
少し大きめに見えますが、当時の寸法と商品の寸法は同じです。上部にポケットが付いているので、
その分、商品の方が3cmほど高さが小さいです。
この写真、見覚えある方っ！いますか？いませんか？…いないですよね（泣）
実はこの写真、Greishの運営会社であり、私の最後の会社員生活を過ごさせて頂いたアドニス株式会社のホームページ、アドニスオンラインにてブログを書いていた頃にUPした「多機能リュックの使い方」記事に掲載した写真のオフショットです。懐かしい。。。
撮影は2017年の11月。少し寒くなってきた頃でした。
ブログにUPした写真にも実はコレが写っていたのですが、市販品ではないものを公開するのはNGと思い、
フォトショップして消しました。なので、その写真をよく見ると石の上あたりが他に比べてボヤッとしています。
すご〜くお暇な時間が出来たら、是非、探してみて下さい！
そんなこんなで
誕生したデルタパック。
それが「ちいくばっぐ」として生まれ変わるきっかけと、仕様決定に至るまでのアレコレを次のエピソードでお話したいと思います。
次回
episode・2 よし！商品化しよう！！
乞うご期待！
あとがき。
試作第1号さんも、あれから2年が経過。
今の姿がこちらです。
少し生地が柔らかくなりましたが、大きな変化は無し。
第一号の時は、まだフォルムが違いました。最終に比べてスリム。
ウエストベルト付いてます。チェストベルトは『脱着』にしていたので、どこかへ旅立ちました。（笑）
上下ポケットについているリフレクト（再帰反射素材）生地にシワが。
構造に縫いこんでいるのが原因。それで商品は仕様変更しました。
ここが汚れていますね。
大きな汚れはココぐらいで、あとは綺麗な状態。
大事に使ってくれているのかな？
嬉しい。
（笑）
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ある日、保育園の保護者会にて担任の先生から「これから遠足など始まりますので、リュック登園のご協力を…」と話があり。
帰宅した私は、当時3歳だった長男さんに「次からリュックで保育園行くんだって！どんなのが欲しい？」と聞いたところ
「あのね！連結したの！！」
とキラキラした瞳で言われました。
もっと小さい頃から新幹線（電車全般）が好きで、オモチャも絵本も衣類も電車関連であふれており、靴下（鉄下）も「はやぶさ」「こまち」を左右バラバラに履いているくらいでしたから、「連結！」というワードに対しての耐性はあったものの、そんなリュックは記憶に無く。。。
検索しても出てこない状況でしたので、20秒ほど悩んだ私は（笑）
「よし！作るか！！」
となったのです。
そして、どうせ作るなら３歳児の長男さんでも簡単＆安全に使えて、親も安心して使わせられる。完全オーダーメイドを作ってしまおう！
と、企画心に灯った小さな火種を5分後には燃え盛る炎に変え、ガチで開発を開始しました。
遡る事、約5年前に、あるカタログ通販会社のバイヤーさん（私にとっては師匠でもあります）と製作した、多機能マザーズバッグの時よりも…もしかしたら、Greishの前身である某ネット通販会社さん時代に企画した（当時のMDさんも、私にとっては師匠です。たくさん師匠がいますw）多機能マザーズリュックよりも熱い感情だったかもしれません。企画した商品は皆、私にとって子供のような存在ですが、
やはり息子の為だけに作るバッグは…違いましたね。
ごめんなさい。
で、余暇の時間を使いラフデザインを開始。
同時に、息子の体を採寸して家にあった画用紙などを利用し背負いの長さやリュック全体の高さ、横幅を決めていきました。長男さんは飽き飽きした顔で「まだぁ〜？」と嫌がっていましたが（笑）
＊当時は商品化するなんて考えていなかったので、画像として残ってないのが悔やまれます。。。
そして完成したのがコレ！
sample code”デルタパック”試作第1号！
当時はまだ「ウエストベルト」が付いていて、ポケットも一つ多く付いていました。
デザインも、新幹線に似せるというより（というか、似せてしまうとプライベートとはいえ問題あると思ったので）
「連結してる雰囲気」のデザインにとどめました。
でもコレ、実はあり得ない「連結」なのわかりますか？
上が「はやぶさ」下が「こまち」なのですが。。。
上のポケット部分ファスナー色がパープルですよね。
コレはH5系北海道新幹線のラインカラーで、E6系こまちと連結するE5系はやぶさとは違うんです。
ちなみにE5系はやぶさはピンクのラインカラー。
長男さんがコレを初めて見た時の笑顔。今でも忘れられません。
ちっちゃいなぁ〜。散髪は私の係なのでパッツンです（笑）今はだいぶ上達しました！
どこ見ているんだろう。。。
リュックのサイズ感、伝わりますでしょうか。4歳になったばかり。身長が103cm、体重16kgだった頃の写真です。
少し大きめに見えますが、当時の寸法と商品の寸法は同じです。上部にポケットが付いているので、
その分、商品の方が3cmほど高さが小さいです。
この写真、見覚えある方っ！いますか？いませんか？…いないですよね（泣）
実はこの写真、Greishの運営会社であり、私の最後の会社員生活を過ごさせて頂いたアドニス株式会社のホームページ、アドニスオンラインにてブログを書いていた頃にUPした「多機能リュックの使い方」記事に掲載した写真のオフショットです。懐かしい。。。
撮影は2017年の11月。少し寒くなってきた頃でした。
ブログにUPした写真にも実はコレが写っていたのですが、市販品ではないものを公開するのはNGと思い、
フォトショップして消しました。なので、その写真をよく見ると石の上あたりが他に比べてボヤッとしています。
すご〜くお暇な時間が出来たら、是非、探してみて下さい！
そんなこんなで
誕生したデルタパック。
それが「ちいくばっぐ」として生まれ変わるきっかけと、仕様決定に至るまでのアレコレを次のエピソードでお話したいと思います。
次回
episode・2 よし！商品化しよう！！
乞うご期待！
あとがき。
試作第1号さんも、あれから2年が経過。
今の姿がこちらです。
少し生地が柔らかくなりましたが、大きな変化は無し。
第一号の時は、まだフォルムが違いました。最終に比べてスリム。
ウエストベルト付いてます。チェストベルトは『脱着』にしていたので、どこかへ旅立ちました。（笑）
上下ポケットについているリフレクト（再帰反射素材）生地にシワが。
構造に縫いこんでいるのが原因。それで商品は仕様変更しました。
ここが汚れていますね。
大きな汚れはココぐらいで、あとは綺麗な状態。
大事に使ってくれているのかな？
嬉しい。
（笑）
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テーマ
ちいくばっぐ